当社での取組事例紹介

総合防災訓練

羽田空港は、大規模な地震発生時における広域医療搬送や緊急物資輸送対応等の役割を受け持つ空港であり、航空燃料貯蔵施設を運営する当社は、その重要な一翼を担っています。そのため、火災等拡大防止および災害への対応能力の向上を図るため、関係機関との総合防災訓練を実施しています。

訓練では、航空事業部のBCPに基づき災害対策室が設置された後、自衛消防隊(防護班、消火班、警備班、救護班、通報・連絡班)が編成され、自衛消防隊長の指揮のもと各処置の対応および関係機関との連絡調整を図るなどして、役割の再確認を実施しています。

バイオディーゼルの使用

航空事業部ではSDGsの取り組みとして、航空機給油車両(フューエラー)および給油施設点検車両にバイオディーゼルの使用をしています。

バイオディーゼルは、植物油・廃動物油脂・調理用廃油等を利用し、水素化精製のプロセスを経て生産した燃料であり、石油由来の軽油とは全く別で、軽油と混ぜることなく使用可能な環境にやさしい燃料です。

給油施設のコンサルタント

羽田空港で培ったノウハウを生かし、給油施設の設計・工事・運用に関する、国内外の給油施設のコンサルタントを行っています。

給油施設は危険物を扱うため、消防法などの法令を遵守しなければなりません。

知識や経験豊富な技術者を派遣し、官庁との打合せや申請代行、施工会社と工事調整、現場の施工監理、新設備の試運転等を行い、国内外の様々な空港給油施設の施工に携わってきました。

近年では新千歳空港の国際線地区のハイドラント工事においてコンサルタントを行っています。

これからも私達の技術力で顧客が求める最良の給油施設を提供していきます。

給油能力安全審査会

給油作業の安全性・正確性・迅速性を向上させるため、毎年給油能力安全審査会を実施しています。「お客様に安心と信頼を与える」ことを目的に、作業手順や一つひとつの動作まで細かく評価し、競い合いながら知識と技術を磨いています。