微生物検査

微生物受託試験項目詳細

具体的な試験項目についてご紹介いたします。

試験できる材料のご案内

金属加工油 / 塗料・インク / 糊・接着剤 / エマルション / 水・洗浄剤 / プラスチック / 粘土 / 化粧品 / 各種薬剤 / その他水系材料

上記以外の材料につきましても、お気軽にお問い合わせください。

主な試験項目と特徴

試験項目 特徴 納期(目安)

抗菌試験(薄膜法)

材料の抗菌力をハロー(阻止円)の大きさによって確認します。

1~2週間

抗菌試験(JIS Z 2801)
JNLA登録

材料の抗菌力を抗菌活性値によって確認します。

3~4週間

抗菌試験(JIS L 1902)

繊維材料の抗菌力を確認します。

3~4週間

生菌数計測

材料に存在する微生物の生菌数を測定します。

1~2週間

生菌数計測(嫌気性菌)

材料に存在する嫌気性菌の生菌数を測定します。

1~2週間

最小発育阻止濃度(MIC)

MIC値を測定して防腐防カビ剤の性能を確認します。
※試験方法や菌種の特定など、ご要望に応じます(化学療法学会法、抗菌製品技術協議会法など)。

2~4週間

カビ抵抗性試験

材料にカビをまきかけ、カビに対する効果を確認します。
※試験方法や菌種の特定など、ご要望に応じます(JIS、ISO、ASTMなど)。

4~6週間

防腐効果判定試験

腐敗した材料に防腐防カビ剤を添加して効果を確認します。防腐防カビ剤の種類や添加濃度の選定に適しています。

2~3週間

防腐試験/防カビ試験

菌の接種→培養→生菌数計測→菌の接種・・・を繰り返し材料に添加した防腐防カビ剤の効果を長期的に確認します。※試験方法や菌種の特定など、ご要望に応じます。

4~6週間

検出菌の簡易同定

材料より検出された微生物を簡易同定します。

2~4週間

保存効力試験(日本薬局方、ISO11930)

規定された保存性評価試験で化粧品及び工業製品等の防腐性を確認します。

要相談

微生物限度試験

日本薬局方に規定された化粧品中の微生物数を確認します。

2週間

防腐防カビ剤の定性・定量

材料に添加された防腐防カビ剤を定性・定量します。

3~4週間

※試験費用につきましては、別途営業担当よりご相談させていただきます。

抗菌試験(薄膜法)例

カビ抵抗試験例

保有菌株

細菌類
Escherichia coli
Staphylococcus aureus
Klebsiella pneumoniae
Pseudomonas aeruginosa
Bacillus subtilis

NBRC 3972
NBRC 12732, NBRC 13276
NBRC 13277
NBRC 12689, NBRC 13275
NBRC 13719

真菌類
Alternaria alternata
Aspergillus brasiliensis
Aspergillus niger
Aureobasidium pullulans
Cladosporium cladosporioides
Chaetomium globosum
Trichoderma virens
Myrothecium verrucaria
Penicillium citrinum
Penicillium pinophilum
Paecilomyces variotii
Rhizopus oryzae
Trichoderma citrinoviride
Candida albicans

NBRC 31188
NBRC 9455, NBRC 105650
NBRC 105649
NBRC 6353
NBRC 6348
NBRC 6347
NBRC 6355
NBRC 6351
NBRC 6352
NBRC 6345, NBRC 33285
NBRC 33284, NBRC 100534
NBRC 31005
NBRC 31137
NBRC 1594

お問い合わせ
商品に関するお問い合わせやサンプルのご希望、SDS、使用説明書については化学品事業部へお問い合わせ下さい。