サンアイバイオチェッカーに関するよくあるご質問

バイオチェッカー全体について

TTC、M、FCは直径2.3cm、高さ9.3cmの円柱形です。
Sは直径1.7cm、高さ7.5cmの円柱形です。
希釈キットは直径3.7cm、高さ8.5cmの円柱形です。

TTC、M、FCは次の通りです。
キャップ:ポリエチレン
ケース:ポリスチレン
ディップスライド:ABS

Sは次の通りです。
培地用キャップ:ポリプロピレン
キャピラリー用キャップ:ポリエチレン
瓶、キャピラリー:ガラス

希釈キットは次の通りです。
キャップ:ポリエチレン
瓶:ポリエチレン

器具として販売、製造しているためSDSは発行しておりません。

バイオチェッカーTTC: 総菌数計測用キットで、一般的な細菌を検出できます。コロニーが赤く染まることで汚染度を目視で簡易的に判定することができます。

バイオチェッカーM: 真菌(カビ・酵母)検出用キットで、汚染度を目視で簡易的に判定すことができます。

バイオチェッカーFC: 4種類(総菌数、大腸菌群、黄色ブドウ球菌、真菌)の測定ができ、簡易的な汚染原因の特定が可能です。

バイオチェッカーS: 硫化物産生菌および一部の嫌気性菌の培養が可能です。

バイオチェッカーTTCは細菌の生育に特化した培地を使用しており、バイオチェッカーMは真菌の生育に特化した培地を使用しております。バイオチェッカーTTCは真菌の生育も可能ですが、バイオチェッカーMは細菌の育成を阻害する物質を含有しているため真菌のみが育成するように設計されています。

各国の法規制により、一部輸出ができない場合がございますので、輸出先にご確認ください。また輸送の際、高温下にさらされますと培地溶解や培地剥離の懸念がございますので、当社としては国内のみの保証とさせていただきます。海外種出の際に必要な通関書類は発行しておりますのでホームページまたは担当セールスにお問い合わせください。 ※輸出時の高温や衝撃へ考慮した検出キットであるEZ-DIPもございますので併せてご検討ください。

使用可能です。工場内施設の衛生調査やライン検査、その他一般微生物の培養であれば幅広く使用できます。

検査菌、計測について

共に計測できます。
但し、レジオネラ菌は計測できません。

使用説明書内に「対照表」がございますので、試験検体を対照表と並べてご確認下さい。

精度について外部公的検査機関で検証済みです。

固体の検体の場合は、検体にバイオチェッカーを接触させてご利用下さい。
または、希釈キット(別売り)を使用して頂くことで検査することが可能です。

いいえ、別途ビーカー等に試験検体を入れてご利用下さい。

測定可能です。培地面を覆う程度の高粘度であればコロニーが見え難くなる可能性があるので2~10倍程度希釈してからご使用いただくと、培養結果が見易くなります。なお、希釈した際の判定は、希釈倍数を考慮する必要がございます。

(例)10倍希釈の試験体より判定結果コロニー数10個である場合、実際の試験体は10個×10(希釈倍数)=100個のコロニー結果が考えられる。

バイオチェッカーTTCは細菌の生体反応を利用し、コロニーが赤く染まるような製品となっています。従いまして、実際の細菌の色とは異なります。

微生物の種類によっては、コロニーが赤く染まりにくい菌があるためです。グラム陽性菌や酵母などが該当します。

バイオチェッカーTTCでは一般的な好気性菌および一部の通性嫌気性菌も検出可能です。バイオチェッカーTTCでは偏性嫌気性菌の検出はできません。偏性嫌気性菌をご確認いただく際には、バイオチェッカーSを推奨いたします。

バイオチェッカーシリーズはディップスライド方式が通常条件であるため、EZ-DIPのご使用を推奨いたしますが、空気循環等によるコンタミ(汚染)のリスクが高いため正確な測定は難しいと推測いたします。

バイオチェッカーTTCおよびバイオチェッカーMは、菌種の判別に適しておりません。バイオチェッカーFCは選択制のある培地を使用しているため、特定の菌(大腸菌、黄色ブドウ糖菌)を判別できます。

細菌の場合、バイオチェッカーTTCで乗数による菌数測定が可能です。カタログに記載しております判定方法を参考に菌数を判定してください。真菌のうち、酵母はバイオチェッカーMでの菌数測定ととなりますが、カビについては汚染度での判定となります。

検出可能です。※ 検体中に細菌が多く存在している場合は、細菌の増殖が早いため培地の栄養源が減少し真菌が検出できない可能性があります。(培養時間:細菌1日~2日、真菌2日~5日程度)

異臭原因が微生物以外にあるか、当該製品の生きている菌が検出感度以下まで下がっている可能性が考えられます。微生物の出す産生物が異臭のもとであるため、微生物が死滅しても異臭が残る場合があります。

コロニーの大きさは検体の汚染度に直接関係しないため、コロニーの数が重要になります。培地上で菌数が少ない場合、ひとつのコロニーが得られる栄養源も多くなりますので、コロニーが大きくなり易い傾向にあります。

検知感度以下の細菌が存在している状況では、培地中央で生育せず外縁部のみで培養されている可能性があります。また、バイオチェッカーは培地中央と比較し外縁部に検体(液体)が多い状態で培養される場合がありますので余分な検液を十分に切って測定することをお勧めいたします。

片面だけに著しい菌数が見られた場合、皮膚の接触などによるコンタミの可能性があります。

下記の3点が可能性として考えられます。

  1. 微生物にとって栄養源が少ない環境下の場合、培養に時間を要する可能性があります。
  2. 酵母の場合、細菌より増殖に時間を要するため、48時間以降に発色される可能性があります。
  3. 確認時の開封によるコンタミの可能性があります。

コロニーのような点が見えなければ、微生物ではない可能が高いです。
強酸の検体などは培地の試薬と反応し変色する可能性があります。性能に影響はありませんので、そのまご使用ください。

高濃度アルコールであれば60~80%、次亜塩素酸ナトリウムであれば0.1%程度の濃度で2時間以上浸漬させてください。

培養方法について

発泡スチロール容器の中に入れておくことをお勧めします。
冬場は発泡スチロール容器内をドライヤーで暖めてから入れる方法も有効です。
常温でも培養は可能です。発育が悪い場合は、培養日数を延長して下さい。

微生物には増殖に最適な温度がありますので、温度上昇による菌の増殖促進はありません。

推奨培養温度: 細菌⇒25℃~37℃、真菌⇒20℃~30℃

保管について

遮光して4~15℃の温度変化の少ない場所に保管して下さい。
冷蔵庫に保管する場合は、冷気の吹き出し口付近を避け、温度調節を「弱」にして保管して下さい。

40℃以上で使用する場合、培地が変質または分離する恐れがあります。

本製品は時間の経過とともに培地水分が揮発しますが、有効期限内であれば検出感度に問題はありませんのでそのままご使用ください。

廃棄について

オートクレーブで殺菌するか高濃度の「アルコール」又は、「次亜塩素酸ナトリウム水溶液」に浸漬させてから廃棄して下さい。
廃棄は都道府県知事の許可を受けた専門の廃棄物処理業者に委託して下さい。

いいえ、一度使用したものは使用できません。
一度使用し、菌が発生しなかったキットでも再利用できません。

購入について

1本での販売はしておりません。箱単位での販売になります。
TTC、M、FC、希釈キットはそれぞれ10本/箱です。
Sは9本/箱です。

お近くの化学品機器取扱店にお問い合わせください。又は、アズワンでも取り扱っておりますので、アズワンの通販サイトをご利用ください。